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【2021年度版】山陰(島根県鳥取県)で樹木葬購入後によくあるトラブル 9 選

公開日:  最終更新日:2021/12/28

近年、新しいタイプのお墓として人気が出てきている樹木葬。その中でも、お骨を土の中
に埋葬し、墓標として樹木を植える樹木葬は山陰でも一般的なものになってきています。
樹木葬には、山林などの広い面積を使用して、1区画に1本あるいは数本の樹木の下に数
区画を設けたり、芝生や草木で庭園風にしたりと、さまざまなタイプがあります。血縁に
関係なく同じ区画に埋葬される場合もあり、継承者が必要なく、墓石もないため永代使用
料は墓石タイプに比べて安いなどメリットがあります。
「樹木葬」を購入する前に意外と気づかないポイントを解説します。
そもそも樹木葬とは?
樹木葬(樹木葬墓地)は東北の一関の寺院発祥のお墓の一種で、従来のお墓の石造りのお
墓とは違い、里山や自然に埋葬するスタイルのお墓です。
ただ勝手に遺骨を埋めて良いわけではなく、「墓地・埋葬に関する法律」によって自治体
が「墓地」と定めた所に埋葬しなくてはいけません。法的に定められた区域を買い取って
そこに埋葬することになり、埋葬許可証を必要とします。
墓地として許可を得ている寺院や霊園の一部に「樹木葬」の区域を設けている場合や、霊
園全体を「樹木葬」専用の墓域としている樹林墓地などがあります。
山陰で樹木葬購入後によくあるトラブル9選

1 )手入れは誰がするのか

手入れに関する問題です。樹木葬で植える木は当然時間が経つにつれて成長し、枝を伸ば
し、葉を茂らせては散らしていきます。また木の下は普通の土なので雑草も生えます。
放っておくと落ちた葉で周囲が埋まり雑草も茂るので、荒れた状態になってしまいます。
多くの樹木葬ではほとんどの場合で霊園の管理者が手入れしますが、管理がずさんな霊園
もあるので、購入前に確認しておく必要があります。

2 )お線香や花をあげることができない

樹木葬の墓標は樹木であり、お墓の周囲も植物なので、火事を防ぐために樹木葬墓地は火
気厳禁だとされているところが非常に多いです。樹木葬によっては合同で線香をあげる場
所を設置している場合もあります。

3 )立地が不便でお墓参りが大変

樹木葬を決める時には自然の中にあって素晴らしい環境だと思っていても、遺族にとって
その場所は、都心から離れていて、駅からも遠く、深い山の中にあって、非常にお参りを
する上では不便な場所だった、ということもよくあります。そのような樹木霊園に行く場
合は、まるで山登りをするような服装にする必要があったり、水分補給のドリンクを用意
しなければならなかったり、その日の天候を事前に調べておかなければならなかったりと、
とても気軽にお参りができるような状態ではなくなります。特に遺族が年配の場合は、実
質的にお参りは不可能です。故人にとって、遺族が顔を見せてくれることがなくてもかま
わないという意思であるなら別ですが、時々はお参りしてほしいと思うのであれば、立地
に気を付けましょう。

4) 希望する人と一緒に入れなかった

現在故人が埋葬されている場所に自分も入りたいと思っていたが入れないという場合です。
樹木葬は、多くの場合人数ごとに区画を分けて販売されています。1~4人程度まで納骨で
きる場合が多いでしょう。2人分の区画を買ってた後にやっぱりもう一人納骨したい、と
いうことは難しいです。樹木葬を決めてしまう前に、必ず最終的に誰を一緒に埋葬したい
のかを決めましょう。

5) 納骨期限が短すぎた

管理してくれる期限についても要注意です。例えば、契約時から50年間個別納骨のプラ
ンにする場合、祖父母から孫の代に渡って使用することは難しいでしょう。場所によって
は個別安置期間の期限が延長できない場合もあります。代をまたいで使用する場合は、最
後の納骨から13年のようなプランの方が安心できます。

6) 納骨した位置がわからなくなった

合祀型のお墓や散骨だと、埋葬後に納骨した正確な場所がわからなくなり、樹木葬にした
ことを後悔する方がいます。個別型のお墓であれば、名前が彫られたプレートが納骨した
位置に置いてあるので、位置が正確にわかります。合祀型の樹木葬は、個別型の樹木葬に
比べて価格が安いですが、値段だけで決めない方がよいでしょう。

7) ペットと一緒に入れなかった

樹木葬の中には、ペットと一緒に埋葬できる霊園もあります。しかし、すべての樹木葬が
ペットと一緒に埋葬できるわけではないので、注意しましょう。ペットと一緒に埋葬され
たい場合は、契約前に確認しましょう。

8) 法律違反の樹木葬だった

遺骨を埋葬できる場所は、「墓地、埋葬等に関する法律」で、行政の許可を受けた「墓
地」に限定されています。樹木葬の中には無許可で運営している場合もあり、行政処分で
墓地の運営を続けることができない場合もあるので、購入前に確認した方がいいでしょう。

9 )永代供養なのに毎月の管理費がかかり負担になった

樹木葬には、管理費が一切かからないものと、生前は管理費がかかるものがあります。特
に生前から管理費がかかるもの、毎月の管理費が発生するものには注意が必要です。ガー
デニング型の植栽豊かな樹木葬霊園も最近増えていますが、当然維持にお墓がかかり、管
理費も発生します。夫婦で樹木葬に入る場合、死後の管理費を子供が払う必要があり、管
理費が負担になるケースがあります。